AI議事録はPLAUDとNottaのどちらを選ぶ?録音機とアプリの違いを料金で比較
会議のたびに議事録を書くのは、地味に時間がかかります。録音を聞き直して要点をまとめるだけで、1時間の会議に30分以上かかることも珍しくありません。
AIの文字起こしを使えば、この作業はかなり短くなります。ただ、調べ始めるとすぐに「PLAUD(プラウド)」と「Notta(ノッタ)」の2つが出てきて、どちらを選べばいいのか迷います。
この2つは、そもそも形が違います。
- PLAUD:カード型の録音機(AIボイスレコーダー)と、文字起こし・要約のアプリがセット
- Notta:スマホやパソコンで使う文字起こしサービス。録音機の「Notta Memo」も別に販売
この記事では、公式サイトに載っている料金と仕様をもとに、どんな人にどちらが向いているかを整理します。
筆者はまだどの製品も購入・契約していません。この記事は、2026年10月23日に各社の公式サイトで確認した情報の比較です。料金やプランは変わることがあるため、申し込む前に公式サイトで最新の情報を確認してください。
結論:会議の形で選ぶ
先に結論を書くと、選び方は次のとおりです。
| こんな人 | 向いているもの |
|---|---|
| 対面の会議や打ち合わせが多い。スマホを机に置きたくない | 録音機(PLAUD Note または Notta Memo) |
| 電話での打ち合わせも記録したい | 録音機(どちらも通話録音に対応) |
| 会議はほぼZoom・Teams・Google Meet | Notta(アプリ・Web版) |
| まずはお金をかけずに試したい | Notta の無料プラン、または PLAUD のアプリを無料枠で |
録音機を買うなら、PLAUD Note と Notta Memo の比較になります。アプリだけで済ませるなら、録音機は不要です。
料金と仕様の比較表
| 項目 | PLAUD Note | Notta Memo | Notta(アプリ・Web) |
|---|---|---|---|
| 形 | カード型の録音機+アプリ | カード型の録音機+アプリ | スマホアプリ・Web |
| 本体価格(税込) | 27,500円 | 23,500円 | なし |
| 無料で使える文字起こし | 月300分(Starterプラン) | 月600分(購入者向けハードウェアプラン) | 月120分(フリープラン。1回の録音は3分まで) |
| 主な有料プラン | Pro:年16,800円で月1,200分 | 600分を超える使い方は公式サイトで確認 | プレミアム:年14,220円(月あたり1,185円)で月1,800分、1回5時間まで |
| 重さ・厚さ | 約30g・2.99mm | 約28g・3.5mm | ― |
| 連続録音 | 約30時間 | 約30時間 | スマホの電池しだい |
| 通話録音 | 対応(通話と対面のモードを自動で切り替え) | 対応(通話録音モード) | ― |
| Web会議の文字起こし | 録音機を近くに置いて録音 | 録音機を近くに置いて録音 | Zoom・Teams・Google Meetなどに対応 |
出典:Plaud Note 製品ページ、Plaud AI プラン、Notta Memo 製品ページ、Notta 料金ページ(いずれも2026年10月23日確認)
録音機を買うなら:PLAUD Note と Notta Memo
価格と無料枠は Notta Memo の方が有利
本体価格は Notta Memo の方が4,000円安く、購入者が無料で使える文字起こし時間も月600分と、PLAUD の無料枠(月300分)の2倍あります。
月600分は、1時間の会議なら月10回分です。週2〜3回の会議を記録するくらいなら、無料枠の中に収まる計算になります。
PLAUD Note を選ぶ理由
一方で、PLAUD Note には次のような点があります。
- 厚さ2.99mmと、Notta Memo(3.5mm)より薄い
- ストレージが64GBと大きい(Notta Memo は32GB)
- 文字起こしの対応言語が112言語と多い
- 年16,800円の Pro プランで月1,200分、年40,000円の Unlimited プランで時間無制限(1日24時間まで)と、使う量が多い人向けのプランがある
会議が月に20時間を超えるような使い方なら、有料プランの料金と時間を比べて決めるのがよさそうです。
どちらも「スマホに付けて通話を録音」できる
どちらの録音機も、スマホの背面に付けて通話を録音する機能があります。電話で受けた注文や打ち合わせの内容を残したい人には、アプリだけでは難しい部分です。
アプリだけで済ませるなら:Notta
会議のほとんどがWeb会議なら、録音機を買わなくても Notta のアプリやWeb版で文字起こしできます。Zoom・Teams・Google Meet などの会議の文字起こしに対応しています。
注意したいのは、無料プランは1回の録音が3分までという点です。無料プランは「どのくらいの精度で文字になるか」を試す用途と考え、実際の会議で使うならプレミアムプラン(年14,220円、月1,800分、1回5時間まで)が前提になります。
選ぶ前に確認しておきたいこと
録音してよいかを先に確認する
社外の人との打ち合わせや電話を録音するときは、相手に一言伝えておくのが無難です。会社によっては、会議の録音や外部サービスへの音声データのアップロードに社内ルールがあります。機密の多い会議で使う前に、情報システム部門などに確認しておきましょう。
文字起こしは「下書き」と考える
AIの文字起こしや要約は、固有名詞や数字を聞き間違えることがあります。議事録として共有する前に、金額・日付・担当者名だけは必ず見直すようにすると安心です。
議事録の後の作業もラクにする
AIの要約から「誰が・いつまでに・何をするか」だけを抜き出して、Excelのタスク表に貼り付けておくと、会議後の確認が一気にラクになります。要約の指示に「タスクは担当者・期限・内容の3列の表にして」と書いておくと、Excelに貼りやすい形で出してもらいやすくなります。
まとめ
| 迷ったら | 選ぶもの |
|---|---|
| 対面・電話の会議が中心で、費用を抑えたい | Notta Memo(本体23,500円、月600分まで無料) |
| 対面・電話の会議が中心で、会議の量が多い | PLAUD Note(有料プランで月1,200分〜無制限) |
| Web会議が中心 | Notta のアプリ・Web版(実用にはプレミアムプラン) |
どれも公式サイトで最新の料金とキャンペーンを確認してから選んでください。